【登山用広角レンズとして大活躍!】XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ 使用レビュー

富士フイルムから販売されている交換用ズームレンズXC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ。

カメラ本体とセットで販売されるいわゆるキットレンズですが、これが思った以上に便利で活躍する場面が多くあります。

そこでこの記事ではXC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZの魅力と実際に使って感じているレビューをお伝えします。

目次

XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZの基本スペック

外径寸法ø62.6mm × 44.2m
重量135g
フィルターサイズφ52mm
撮影距離範囲13cm
最大撮影倍率0.24倍
発売日2018年

XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZを買った理由

初めて富士フイルムのカメラを買ったときはX-T30の本体とXF35mmF1.4の単焦点レンズを購入しました。

X-T30とXC15-45mmがセットになりレンズ単体で買うよりもかなりお得に買えるという選択肢もあったのですが

キットレンズで見た目が安そうだし、何より初心者用のレンズでしょ?

なんてことを思ってあえて買わないという選択をしてしまいました。

しばらくの間は単焦点レンズ1本で写真を撮っていたのですが、単焦点でしか撮れないとても綺麗な写真は撮れるものの、ズームができないことで思った絵が撮れないと思うこともよくありました。

またよく登山にいくのですが、山頂の綺麗な景色を撮るにはXF35mmでは画角が狭すぎます。

そこで広角の軽いレンズが欲しいと思うようになったのですが、富士フイルムの広角レンズのラインナップは

  • XF8-16mmF2.8 R LM WR:805g
  • XF10-24mmF4 R OIS:410g
  • XF10-24mmF4 R OIS WR:385g

といったレンズになるのですが、どれも結構な重さがあり価格も10万近くするレンズになります。

10万円は登山中に壊れたときのダメージが計り知れない

そこでこれらの広角域には及ばないものの15mmとやや広角よりの画角を持ち、かつ重量もおよそ1/3以下で価格も1/2以下のXC15-45mmが選択肢として上がりました。

ズームレンズではありますが、登山用の広角単焦点レンズとしてこのレンズを使おうと思い購入することにしました。

XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZを使ってみて感じた魅力

XC15-45mmの魅力を一言で言うと「安くて軽くて広角が撮れる」ところです。

実際に使って感じたことも踏まえて紹介していきます。

魅力①価格が安い

XC15-45mmはXCレンズということもあり3〜4万円程度で購入することが可能です。

またこのレンズはキットレンズとしてカメラ本体と一緒に販売されるレンズであることから、本体とセットで購入しあまり使わずに売却する人も多いために状態が良い中古品が多く出ていることも特徴となります。

最初に本体とセットで安く買っていればよかったものの、あえて本体を単体で買うという愚行をした後悔があったので、少しでも出費を抑えようと中古で買いました。

もし新品であることをこだわらない方であれば中古も選択肢として入れることをオススメします。

価格が安く中古品もたくさんあることから手の届きやすいレンズであるといえます。

魅力②軽くて持ち運びが便利

XC15-45mmの重さは135gとおにぎり一個ちょっとくらいです。

単焦点レンズのような軽さを持ち、またコンパクトであることからも持ち運びをしても全く苦になりません。

アウトドアのメインレンズとして使うこともできますし、街中ではメインレンズはXF35mmF1.4をつけておき、いざというときのためにこのXC15-45mmをカバンに忍ばせるような使い方も十分できます。

広角の単焦点用として買ったレンズにおまけで45mmまでズームもできる!と考えるとなんだかお得に感じれます。

お得お得〜

当たり前ですがズームができるというのは便利です。

単焦点をつけっぱなしでいればいるほど、XC15-45mmのズームのありがたさを実感できます。

魅力③広角が楽しめる

ズームレンズで15mmの広角域から使えるレンズは実はあまり多くありません。

一般的に多いものは18mmからなのでそれと比べると3mm分広角の写真が撮れます。

たかが3mmと思いがちですが、この差は思った以上に大きく感じることができます。

ファインダーを除いたときに明らかに広い!と実感できます。

広角の良さをお伝えできるいい写真があればいいのですが全然なく唯一見せれるレベルのものを参考にお付けします。

ダイナミックな写真を撮りたいときや、全体を写したいのに距離が撮れない場合などに活躍してくれます。

XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZの気になる点

気になる点①ズームが追随しないときがある

XC15-45mmは電動ズームを採用しています。

ズームリングを一定角度回すことで自動でズームがされるようになっており、デジカメのような操作感になっています。

ズームリングを回す量によってズームの速度も変わるのですが、ズームリングの回す量とズームのスピードの感覚が掴みにくく思い通りのズーム域にすることが難しく感じます。

またズームリングを回しているにも関わらず反応しないこともたまにあります。

もしかして私のレンズだけ‥?

一度戻して再度回すことで反応するので全く動かなくなるということではないのですが、たまに反応しなくなります。

そのため咄嗟に狙ったところにズームしたいという場面には弱いレンズです。

気になる点②見た目がチープ

XC15-45mmの外観はプラスチック製のつくりとなっており、金属製のレンズと比べると見た目が少し安っぽく見えてしまいます。

その分軽いので持ち運びには適しているのですが、レンズを持っていることで得られる所有欲は小さいです。

安いがゆえにここは我慢のしどころです。

まとめ

XC15-45mmのレビューをお伝えしました。

XC15-45mmの特徴は安くて軽くて広角が撮れるところです。

  • あまりレンズにお金をかけたくない人
  • 持ち運びに適した軽いレンズを探している人
  • 広角レンズを気軽に楽しみたい人

このような人には是非おすすめできるレンズだと思います。

購入を考える方でもしまだ本体も買っていないのであれば、私と同じ轍を踏まないようにセットで購入することを強くおすすめします。

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