家計管理をしようと思うと、その月にいくら入っていくら出ていったのかを把握する家計簿を付けることが欠かせません。
そんな家計簿ですが、やってみると意外と続けることが難しいです。
- 家計簿を簡単に付けれるノート
- エクセルで作った自己流の家計簿シート
筆者はこれらを試してみたものの、どちらも3ヶ月と続かず挫折をしました。
最初は楽しみながら細かくチェックをしていくのですがひと月、ふた月と経つと徐々にチェックすることが面倒になり、気づけば全く触らなくなってしまいました。
そこでこの記事では絶対に長続きできる家計簿の付け方をご紹介します。
- 家計簿を付ける気はあるが長続きしない
- 簡単に作れる家計簿を知りたい
- 家計簿を付ける負担を減らしたい
家計簿を長続きさせるポイント

どんなことでも言えますが長続きさせるためにはこの2点が重要だと思っています。
- 極力まで自動化し労力をかけずに済ませること
- 労力が必要なところも簡単に時間をかけずにできること
どれだけ面倒だと感じても、極論忘れていたとしても自動化されていれば勝手に家計簿が作られていきます。
こうすることで嫌でも家計簿が続けられる状態になります。
また労力が必要なところであっても、その労力をいかに小さくできるかがポイントになります。
手間と感じないような最低限の労力で済むことができれば長続きしやすくなります。
楽して家計簿が作れる最強アプリ「マネーフォワード」

家計簿を長続きさせる方法は家計簿アプリを上手く活用することです。
筆者は家計簿アプリ「マネーフォワードME」を約3年間活用しています。
マネーフォワードMEとは
「マネーフォワードME」とはスマホなどを使って家計簿を作成できるアプリのひとつで、その中でも高い利用率を誇っています。
何にいくらお金を使ったかを記録することができ、それを整理して分かりやすく表示することができます。
マネーフォワードMEを使っている理由
家計簿アプリにはたくさん種類がありますが、筆者が試したことがあるのがこの3つです。
- マネーフォワード ME
- Zaim
- LINE家計簿
全てを少しずつ試してみたところ、月毎の家計簿や総資産額といった知りたい情報がホーム画面からひと目で分かる見やすさに惹かれてマネーフォワード MEを使用しています。
家計簿を付けるという基本的な機能自体はアプリごとに大差はないので、実際にいくつかアプリをダウンロードして使ってみて、自分に合うものを選ぶといいと思います。
マネーフォワードMEのメリット
マネーフォワードMEを3年間使って感じるメリットを紹介します。
- 銀行口座やクレジットカードの入出金情報を自動で取得してくれる
- レシートを撮影するだけで自動的に記入できる
- 証券口座の資産推移が簡単に確認できる
銀行口座やクレジットカードの入出金情報を自動で取得してくれる
日々の支払いを銀行口座払いやクレジットカードで済ませることで、アプリが自動的に情報を取得してくれるため家計簿を付ける必要がなくなります。
家計簿を付けるための作業がなくなることで嫌でも家計簿が続けることができる究極の家計簿です。
この機能を活用するようになってから現金払いしか受け付けていない店に行くとテンションが下がるようになりました。
レシートを撮影するだけで自動的に記入できる
現金払いしか受け付けていない店で買い物をした場合にも手間を極力減らして家計簿を付けることができます。
レシートの写真を撮るとアプリが自動で金額や日時、費目を読み取り記録をしてくれます。
ここ数年使用する中では読み込みミスは1度も起きることなく、十分実用的なレベルで読み取りが可能です。
月末に大量のレシートを見返しながら家計簿を付けていく必要があったところが、お店でレシートを受け取った後すぐにアプリで撮影し家計簿に記入し、撮影し終わったレシートはすぐに捨てることができます。
これをルーティーン化することで手間と感じることなく家計簿を付けることができています。
証券口座の資産推移が簡単に確認できる
証券口座と紐づけることで、証券口座内の資産残高を簡単に見ることができます。
通常証券口座内の残高を見るためには、専用のアプリを立ち上げパスワードを入れないと見れません。
また複数の証券会社で口座を持っていると、証券会社毎に確認する必要があります。
しかし複数の口座をマネーフォワードMEに登録しておくことで、複数の証券口座の残高をひと目で確認することが可能です。
気になるときに手軽にまとめて資産確認ができることは大きなメリットになります。
マネーフォワードのデメリットとその対策
マネーフォワードMEのデメリットと2つとその対策について紹介します。
- 過去1年分までのデータしか見れない
- 登録できる銀行口座やクレジットカードが10種類まで
このデメリットですが筆者の場合はマネーフォワードMEを無料版で使用していますが、月額500円のプレミアム会員になることでどちらも解決することができます。
しかしお金を管理するためにお金を払うということに少し抵抗があるため、今のところは無料版をフル活用しています。
1年分までのデータしか見れない
無料版では過去1年間しかデータを閲覧することができません。
この対策としてオススメなのがエクセルに転記する方法です。
1年に1度だけ転記する手前はかかってしまいますが、費目ごとに転記するだけですので普通に家計簿を付けていくよりか、はるかに簡単です。
またエクセルは自分好みのシートを作れることができるので、固定費や変動費ごとの仕分けや月々の貯蓄率を表示させたり、年度ごとの資産額の推移をグラフ化するなどして管理しています。
ちなみに1年以上前のデータはしっかりと保存されているのでプレミアム会員になるとすぐにデータを見ることができます。
登録できる銀行口座やクレジットカードが10種類まで
無料版では登録できる銀行口座やクレジットカードなどの種類が10種類までに限定されています。
たくさんクレジットカードを使い分けている人や口座をいくつも持っている人は10種類では足りなくなってしまいます。
筆者の場合はちょうど10種類では足りなかったのですが、通常の買い物は楽天カードに一元化し、また定期預金などで日常的に入出金しない口座は登録せずエクセル上で管理することで10種類で管理できるようにしました。
家計管理をしやすくするためにも使っていないクレジットカードや休眠口座は解約することをオススメします。
まとめ
絶対に長続きできる家計簿の付け方として家計簿アプリ「マネーフォワードME」を使った管理方法を紹介しました。
家計簿を長続きさせるためには
- 極力まで自動化し労力をかけずに済ませること
- 労力が必要なところも簡単に時間をかけずにできること
この2つが重要となり、マネーフォワードMEを使うことで実現することができます。
ぜひまだ試したことがない人はアプリをダウンロードして、絶対に長続きできる家計簿を付け始めてみてはいかがでしょうか。