【ミラーレスカメラ】キヤノンから富士フイルムにメーカーを乗り換えた理由

子どもが生まれたタイミングでカメラを買い替えました

月2万円のお小遣いをコツコツと貯めて買う高い買い物なので決して妥協はできません

そこで約5年使用したカメラをメーカー毎乗り換えるに至った経緯や富士フイルムを選んだ理由についてまとめてみました

目次

今まで使っていたカメラ:キヤノンEos Kiss X7

筆者が初めて購入したカメラはキヤノンのEOS Kiss X7でした

こちらは当時APS-Cの中で世界最小最軽量を売りにしていました

また入門機ということもあり値段もお手頃でダブルズームレンズキットで約6〜7万だったと記憶しています

当時はカメラについて全くの無知で「カメラで一番有名どころといえばキヤノン」というような思い込みもありこのカメラを購入しました

一緒に写真を撮りに行く写真仲間は皆フルサイズの中、X7で頑張ってスキルを磨きながらカメラにハマっていきました

キヤノンから富士フイルムに乗り換えを決意

きっかけ

周囲がいいカメラを持っていて自分のカメラでは撮れないような写真を真横で撮られると、どうしてもいいカメラが欲しくなるものです

私の中ではいずれキヤノンの一眼レフの中で中級機と呼ばれる80Dや90Dに乗り換えることを考えて、単焦点レンズや広角レンズなどの交換レンズも揃えていました

そんな中で第一子が生まれたこともあり乗り換えのいいタイミングと思い、本格的に乗り換えを考え出しました

想像以上の重量感

家電量販店で80Dや90Dを持って試し撮りをするとAFの速さやファインダーの見やすさなど、 今まで使用していたX7からの進化に驚いたのですが、何よりも驚いたことが

お、重たい‥

世界最小最軽量が売りのカメラに慣れきっていたこともあり、思っていた以上の重量感に戸惑いました

時代は一眼からミラーレスへ

80D、90Dに乗り換えることしか考えていなかったのですが、改めて色々と調べると少し気になる噂も目に入るようになりました

それは「一眼用のカメラは今後縮小され、それに伴いレンズの開発や本体の開発に力を入れなくなってくる」というものでした

もちろん公式に発表されているわけではないのですが、事実として2020年のデジタルカメラの出荷台数はミラーレスが一眼を抜いています

これから先10年、20年とカメラと付き合うことを考えると、今回の買い替えのタイミングで思い切って一眼からミラーレスに乗り換えようと思うようになりました

ミラーレスに換えるとなるとキヤノンのままであっても今まで揃えていた一眼用の交換レンズは使えなくなり、どのみち一から揃えていくことになります

そのためキヤノンでないといけないという縛りが無くなったわけですから、この際ゼロベースで新たなカメラを探すことになりました

キヤノンから乗り換えるにあたってカメラに求めた機能・条件

メーカーも含めて新たなカメラを探すに当たって、まずは自分にとってカメラに求める機能や条件を整理してみたところこの4つが挙げられました

カメラに求める機能・条件
  • 綺麗な写真が撮れる
  • 携帯性
  • 見た目がオシャレ
  • お手頃な値段(10万円以下)

綺麗な写真が撮れる

言わずもがなです

綺麗な写真を撮るためには一般的にはセンサーサイズが大きいほど優れていると言われます

  1. 暗所に強い
  2. 階調表現が豊か
  3. ボケやすい

このようなメリットがあると言われていますが、今まで5年間APS-Cを使ってきてフルサイズに劣ると感じるようなシーンはありませんでした

私のような一般人が趣味で撮る分にはAPS-Cで、しかも入門機のカメラでも十分満足がいく写真が撮ることができます

このような写真が撮れていたことからフルサイズへの移行は考えませんでした

携帯性

一人で思いのままに写真を撮るだけであれば、重い荷物を持って好き勝手に移動できますが子どもと一緒ではそうはいきません

子どもが小さい内はお出かけ時に必要な荷物がたくさんあります

  • ミルク 
  • おむつ 
  • 着替え 
  • おもちゃ などなど‥

それらに加えて抱っこ攻撃が来ることがあります

このような状況のためカメラの重量はなるべく軽くてコンパクトな携帯性が求められます

日常的にカメラを持ち歩きシャッターチャンスも逃さないためにも軽量でコンパクトであることを条件としました

見た目がオシャレ

カメラは所有欲を満たしてくれます

見た目が気に入ったカメラを買うことで日々の糧になり週末カメラを持って出かけることが楽しみになります

操作性や機能面も大事ですがやはり見た目が気に入ったカメラを持っていると、持ち歩くだけでも気分が上がるので常に持ち歩き、そのおかげで写真を撮る機会が大幅に増えます

お手頃な値段(10万円以下)

購入金額は人によってまちまちな部分かと思います

私個人としてはあくまでも趣味であるカメラに何十万とかけることはもったいないと思っていました

また現実問題として月2万円のお小遣いを貯めて買うので20万も30万もするカメラを買うには相当な年月がかかり、また交換レンズも一本も買えない状況に陥ってしまいます

最低限単焦点や標準、望遠ズームを購入することを考えると本体にかけられる値段は10万以下に抑えたいところでした

キヤノンから富士フイルムに乗り換え:X-T30を購入

私がカメラに求める機能を満たすカメラを調べた結果

富士フイルムのミラーレス一眼カメラ「X -T30」を購入しました

その他にもソニーのα6400やキヤノンのESO M6などが候補に上がりましたが富士フイルムを選択しました

キヤノンから富士フイルムに乗り換えた理由

私がキヤノンから富士フイルムにメーカーを乗り越えた理由はこの3つです

富士フイルムに乗り換えた理由
  • フイルムシミュレーションが楽しい
  • APS-Cに本気を出している
  • 単焦点レンズの品揃えが豊富

フィルムシミュレーションが楽しい

富士フイルムの最大の特徴がフィルムシミュレーションです

フィルムシミュレーションとは?

「フィルムを選んで撮る」感覚で味わえる富士フイルムのデジタルカメラXシリーズの特徴で、色調(色彩の濃淡・強弱)や階調(柔らかさ・硬さ)をコントロールする機能です。

引用:富士フイルム公式サイト

この機能があることで写真の幅が大きく広がります

青々とした緑を表現することや柔らかな雰囲気に移すことがこのフィルムシミュレーションを使うことで簡単に実現できます

シチュエーションに合ったフィルムシミュレーションを考えながら撮ることは他のメーカーにはない楽しみ方ができます

APS-Cに本気を出している

フルサイズにするつもりはなく今後もAPS-Cしか考えていないような人にとって、富士フイルムは最適な選択肢になり得ます

他社メーカーでもAPS-C用のミラーレスカメラを販売していますが、やはりメインどころはフルサイズになります

どうしても位置付けとしてはエントリーから中級モデルのAPS-Cと中級モデルから上級モデルのフルサイズというように差別化するため、より良い機能や性能はフルサイズのカメラに搭載される傾向があります

またこの傾向は交換レンズについても言えます

一方で富士フイルムの場合はそもそもフルサイズを販売せずにAPS-Cをメインとしています

そのため最新の機能や性能をAPS-Cカメラにふんだんに盛り込まれています

将来的にもフルサイズに移行する予定がなくAPS-Cしか考えていなかった私にとっては、APS-Cをメインとして技術開発や商品展開がされていくことを考えると富士フイルムであれば長い目で見て楽しみ続けることができると思いました

単焦点レンズの品揃えが豊富

富士フイルムの魅力の一つが交換レンズの豊富さです

その中でも単焦点レンズの種類が異常なほどに多いです

「富士フイルム オススメ 単焦点」

などで検索すると山ほどのレンズが出てきます

数ミリ刻みの焦点距離のレンズがあり、さらには同じ焦点距離でもf値が異なるレンズがあります

カメラ屋で手にとってみると分かるのですが、その軽さや小ささにも驚きます

APS-C専用になるのでレンズもより軽くコンパクトに設計されたものが多くあります

このような豊富なレンズラインナップから自分が欲しい一本を徹底的に調べ、カメラ屋で試し、悩む

この時間がまたとっても楽しいんです!

私としては選択肢は多いに越したことはないと思います

まとめ:キヤノンから富士フイルムに乗り換えて満足!

キヤノンのカメラから富士フイルムに乗り換えた理由をお伝えしました

カメラに求める機能・条件
  • 綺麗な写真が撮れる
  • 携帯性
  • 見た目がオシャレ
  • お手頃な値段(10万円以下)
富士フイルムに乗り換えた理由
  • フイルムシミュレーションが楽しい
  • APS-Cに本気を出している
  • 単焦点レンズの品揃えが豊富

カメラメーカーの乗り換えを考えている方や初めてカメラを買う方の参考になれば幸いです

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